第一次しなちくマシン更新計画

(2009年5月追記)

 信濃千曲川通信社ではしなパソ2号導入計画に平行して無線LAN構築計画が密かに進められていた。
 まずしなパソ2号はモバイル機であり機動性が必要である。よってインターネットは無線化する以外は考えられなかった。
しかしその画面の小ささゆえ本格的イラスト作成などの主要作業は今までどおりしなパソ1号で作業をすることになる。周辺機器やアプリケーションの豊富さでも一日の長があるので新参者のしなパソ2号にはまだまだ辛いのだ。ということになれば2つのパソコンを利用することでDATAが分散してしまう。またMacとWindousというプラットホームの違いによりDATAのやりとりが少々面倒にもなってくる。そこでネットワークストレージである。すなわちLAN上にハードディスクを置いて2つのパソコンで共有するのである。
 ネットワーク上でDATAをやりとりするだけならMacもWindousもさほど関係なくやりとりできる。そしてそのLANを無線化してしまい、しなパソ2号からは無線でインターネットもハードディスクも繋いでしまおうという魂胆なのだ。
 最終的にはプリンターも共有したいのだがさしあたってプリンターを多用する予定もないし現在使用している2台のプリンターの処分や新しいネットワーク対応プリンターの購入資金調達等々いろいろと現段階で壁があるのでプリンター共有計画は第2次計画として今回は第1時計画、無線LAN&NAS(ネットワークストレージ)である。
 実は信濃千曲川通信社では無線LANのようなものが以前から存在していた。ADSLを導入した際、モデム内蔵型のルータを安く購入した。しなパソ1号とルータはLANケーブルで繋がれた。旧型のしなパソ1号には無線LANを搭載することはできないのだ。そしてルータからはもう1本、5mにもおよぶ長いLANケ−ブルがのびていた。そのLANケーブルは部屋の隅っこにある箪笥の上にある「エアボード」へと繋がっていたのだ。
 「エアボード」とは早い話が無線テレビである。台所にもテレビが欲しいがアンテナが引けないという事情のあった信濃千曲川通信社にぴったりとマッチした製品だったのだ(SONY製)。
 そしてエアボードにはインターネット閲覧機能やメール送受信機能もついていてブロードバンド対応であったのだ。エアボードには親機と子機があり各種ケーブルやアンテナを接続する親機にはアクセスポイント機能がついておりパソコンとも無線接続することができたのだが無線通信速度が11Mbit/sと遅かった。実際にしなパソ2号と無線接続してみたが通信状態も安定せずあまり実用的ではなかった。
 そこでせっかく部屋の隅の箪笥のところまで来ているLANケーブルを有効活用させていただき箪笥の裏に新規調達の無線アクセスポイント(54Mbit/s対応)を設置しハブを介して箪笥の上のエアボードにも繋げた。なぜこのようなところにアクセスポイントを設置するのかというとちび子の攻撃からアクセスポイントを守るためである。
 同じような理由で無線通信対応のハードディスクをベッドの下に設置した。無線接続だからコンセントさえあればどこでもよいのである。
 さて、物理的な接続はさほど苦労することなく終了したのだが問題はそこから先「設定」である。
 今までLANなどというものさえよく知らなかった者がいきなり無線LAN&NASである。しかもMac&Windous。前もって書物などで下調べはしていたが予想通り数時間にも及ぶ設置作業となった。しかし大きなトラブル等はなく無事に暗号化等も含めて作業は終了した。
 2台のパソコンと共有ハードディスクは無線と有線でつながれ同じファイルを共有することが可能になったのだ。
 2年前までブロードバンドにさえ接続されていなかった信濃千曲川通信社のパソコンはここへ来て飛躍的な進化を見せるのであった。そしてしなパソ2号にもホームページ作成ソフトがインストールされ、しなパソ1号2号どちらのパソコンからも信濃千曲川通信社ホームページを更新できるようになったのだ。
 特に無線モバイル機であるしなパソ2号からも更新できるようになったのはちび子の攻撃を避けるうえでかなり有効な手立てになるのは間違いない。
 しなパソ2号購入からの一連の「しなちくマシン更新計画」は約20万円もの出費を伴ったが無事に終了した。各種機種選定には細心の注意を払ったつもりなのでむしろ20万円とは安いくらいである。実は30万円の現金を用意していたのだ。
 更新のしやすいホームページへと、この4月に生まれ変わった信濃千曲川通信社ホームページは新しなちくマシンの力を得て更に飛躍を続けていくことであろう。

 ちなみに第2次計画はメインマシンのしなパソ1号の更新とプリンター更新によるプリンターの共有である。この計画により場合によってはMacとの決別となる可能性もある。


 それから月日は流れた。モバイル性を重視して購入されたしなパソ2号は2段ベッド上段に据え付けられしなちく氏の枕元でほぼ氏の専用機としてデスクトップ化している。2段ベッド上段からパソコンを移動させるのは面倒でもあり落下などの危険とも隣り合せなので移動させづらいのだ。2006年8月には本務機であったA3プリンターが譲渡され予備機であったA4プリンターEPSON PX-V700が本務機へと昇格となった。そして同年12月に格安でパラレルポート対応の無線プリントサーバを購入し同プリンターはしなパソ2号からもワイヤレスで使用可能となった。パラレルポ−トとUSBポートの両方を持つ旧型機だからなせる業なのであった。
 これによってプリンターの共有という目的を果たしたのであったが同時に予算等々の事情でしなパソ1号の置き換えは当面先送りとなった。さらにその前の2006年5月にはUSBデバイスサーバが導入されとりあえずはフォトプリンターがしなパソ2号と無線LANで繋がれていたためしなパソ2号からはワイヤレスでネット、ハードディスク、プリンター、フォトプリンターが使用できるようになった。
 また2008年6月にはsonyのロケフリをオークションで安く落札したためしなパソ2号でテレビ観賞や電波干渉を受けない802.11aでの無線LAN通信も出来るようになったと同時にPSPでテレビ観賞やネットの閲覧もできるようになり家庭内モバイルの環境が整った。しかし2011年のアナログ地上波放送の終了と同時にロケフリのテレビ受信機能は使えなくなるので2011年以降の対応については信濃千曲川通信社においても未定である。
 それともうひとつ、信濃千曲川通信社では居間で家族団欒でネットを見られるようにするという計画もあった。早い話が居間用にもう1台ノートパソコンを買えばよいのだが、理想としては持ち運べない居間専用据え置きがベストであった。幸いにも居間のテレビは元々がPCモニターであったため省スペースデスクトップを購入すればすべて解決であった。
 2009年5月、満を持して購入されたのがしなパソ3号であった。Windows XP搭載のしなパソ3号はLANによりしなパソ2号と同じように外部機器と接続されており、しなパソ2号と同等に使用することが出来るになっている。
2009年春現在、信濃千曲川通信社のパソコン事情は充実しており特にこれと言った不満は無いのだが今後しなパソ1号の老朽化など抱える問題は終わることがない。

しなパソ1号

通常は押入れに収納されており、使用時にはキャスター付ラックごと引き出される。プリンター、スキャナ、フィルムスキャナ、MO、タブレットなど各種周辺機器をそろえる。信濃千曲川通信社のメインマシンである。

しなパソ2号

しなパソ1号とは逆にモバイルマシンとしてどこでも使えるようにケーブルをことごとく廃し、身軽になった新型機。
Windous機である。

エアボード(子機)

無線LANの技術を利用しどこでもテレビが見られる機械。インターネットやメール機能も備える。

エアボード(親機)

居間のたんすの上に置かれたこの装置にアンテナ線やLANケーブル、ビデオ、音声ケーブルなどを繋ぐと電波で子機へ映像を送ることができる。
無線LANアクセスポイントの機能も備えるが性能はよくない。

アクセスポイント

エアボード親機の無線アクセス性能が良くないために購入された機器。
54Mbit/sの通信速度を持つ。
さすがに高性能で家中どこでも通信が途絶えることはない。
ハブ機能を持ち、エアボード(親機)とは有線LANケーブルでつながっている。

ネットワークストレージ

一般にNASといわれるLAN上におかれる共有ハードディスク。
160GBの容量があり無線通信機能を持つのでコンセントさえあれば上記のアクセスポイントとは無線でつながるため設置場所を選ばない。

プリントサーバ

EPSON PX-V700のパラレルポートにつけられた無線プリントサーバ。もはやパラレルポートも過去の遺産となってしまっているため安く購入できたが、プリンタ本体(PX-V700)が壊れた場合は一緒に廃棄処分となる運命であろう。
MacからのLAN接続は出来ないためプリンタ本体にあるもうひとつの端子、USB端子よりしなパソ1号とは接続されている。
入力端子が2個あるというのはすばらしい。

ロケフリ

ソニーの初代ロケーションフリープレーヤーLF-PK1。ネットで安かったので衝動買いしてしまった。電子レンジなどの電波障害を受けない802.11aでの無線LAN接続が出来るほか、パソコンやPSPにテレビやビデオの映像を送信することが出来る。これによってベッド上段にあるしなパソ2号でテレビやビデオが見られるようになった。

USBデバイスサーバと
フォトプリンタ

USBデバイスサーバとはUSB接続機器をLANによって複数のパソコンから共有する機械であり、これはさらに無線LANによってワイヤレス共有することが出来る。
ストレージ、プリンタ、スキャナなど大抵のものは接続できるのだが信濃千曲川通信社ではとりあえずフォトプリンターを接続してある。

PSP

ご存知PSP。説明するまでもなくゲーム機なのだがこれで無線LAN接続によりインターネットやテレビを(ロケフリを介して)見ることが出来る。信濃千曲川通信社ではゲーム機としてではなくもっぱら家庭内携帯端末として使用している。

しなパソ3号

ネットトップとも言われる小型デスクトップ。CPUにはインテル製のAtomが使用された主にインターネット閲覧等の軽作業をこなすためのライトパワー機である。
しかし居間で家族でインターネットを見るという目的には最適のマシンで、ワイヤレスキーボード&マウスが同梱なのは嬉しい。