「オイルヒーター」

 くどいようだが1月の下旬、風邪をひいてかなり苦しい思いをしたのだが、その後もどーもすっきりしないのだ。熱が治まった直後に白馬に泊まりがけでスノーボードに出かけたりなど、原因はいろいろ思い当たるふしはあるのであるが、どーやら部屋の温度にも原因の一端はあるようなのだ。
 信濃千曲川通信社ではコタツやホットカーペットなどを使用せず石油ファンヒーターで部屋ごと暖めている。しなちく家では部屋ごと暖めてしまうというのが代々つづく流儀なのだ。よって信濃千曲川通信社に於いてもその流儀を引き継いでいるのだ。
 そんなわけで寝室は寝る前は24度くらいにまで暖まっているのだが明け方、外が-10度くらいにまで下がると寝室も3〜4度くらいまで(或いはそれ以下)にまで下がってしまう。寝ている間に20度も気温が下がってしまうのだ。これでは調子が悪くなるのも頷けよう。ならば寝室を寝る前にあまり暖めずに寝ればよいと思われるむきもあろうが、寝室はキッチンもかねているのであまり寒くなると水仕事が辛いのだ。狭い家の悲しい宿命なのだ。(独り暮らしの家としては広すぎると言う意見もあるが)
 更に南国横浜育ちの私には朝の室温が10度を下回るというのは耐え難い苦痛なのだ。実際冬でも朝の室温が10度以下になるというのは横浜では滅多になかったのだ。そんなわけで寝ているときも気温が10度を下回らないようにするためには?と、考えた末編み出された名案はオイルヒーターを導入することであった。
 寝る前に石油ファンヒーターのスイッチを切る。オイルヒーターのスイッチを入れる。しかし室温が高いのでサーモがはたらいてオイルヒーターはオンにならない。明け方室温が下がるとオイルヒーターのサーモが働きオンになる。オイルヒーターのサーモを低めに設定しておけば10度強の室温をキープしたまま朝を迎えることが出来る・・・はずである。しかも常時オイルヒーターがオンになっているわけではないので経済的である。
 しかしオイルヒーターとはいくら位するものなのであろうか?信濃千曲川通信社には石油ファンヒーターが2つもあるのであまり高価な暖房器具は購入できない。そこでたまたま新聞に折り込んであったコジマ電気のチラシを見てみると案外と安いもので、どこぞのメーカーの物だが判らないけど5980円というおつとめ価格で販売されているのだ。
 これなら失敗しても被害は小さい。よしっ買いだ。早速購入し部屋に設置した(おいただけ)。消費電力1.2kw。考えてみれば信濃千曲川通信社は省エネルギー、地球温暖化防止の流れに逆行している。
 布団乾燥機、衣類乾燥機、大型洗濯機、石油ファンヒーター2機、などなど、燃費の悪い物が勢揃いしている。しかし背に腹は代えられない。長野の冬は厳しいのだ。
 早速夜寝るときに使ってみる。部屋を暖めるのが目的でなくあまり冷えないようにするのが目的なので、目盛りは控えめにしておく。するとどうであろう、私のもくろみ通り部屋の温度は13度くらいに保たれなんとも快適なのだ、少し空気が乾燥して喉がいがらっぽくなるのであるが、このオイルヒーターにはタオル掛けがついているので、そこに濡れタオルをかけておくとなんともいいあんばいなのだ。
 これで朝の寒さから解放されてなんともめでたいのだが、もう春の足音はそこまで来ているのだ。オイルヒーターの出番もあとわずかであろう。電気代が怖いなあ。